プロフィール

IELTSとはどのような試験でしょうか。IELTSとは(英語名)The International English Language Testing Systemの略称で、ブリティッシュ・カウンシルと IDP が共同で運営、開発、管理している試験です。世界各国の教育機関、政府機関、企業、団体で英語を母国語としていない人の英語力を示すものとして受け入れられています。リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングという4つの技能について、英語力を測る試験です。IELTSには、目的に応じて「IELTS アカデミック」と「IELTS ジェネラル」の2つのモジュールが用意されています。海外の大学への留学や、日本の大学でも、海外からの進学の場合、IELTS アカデミックのスコアの提出が求められます。英語圏に移民や移住をするには、IELTSジェネラルのスコアが必要となります。日本では、日本英語検定協会とIDP EDUCATIONの2つの母体がIELTSの試験実施を主催しています。コンピュータ試験も導入され、東京と大阪でIELTSテストをコンピューターで受験することができるようになりました。IELTSでは、英語の4技能すべてをテストするため、試験は半日から1日かかります。試験開始はほとんどの場合が午前9時頃で、ライティング、リーディング、リスニングのテストに3時間程かかります。試験結果は、コンピューター受験だと5~7日後にオンラインで発表されます。ペーパーベース(筆記試験)だと、2週間後にオンラインでチェックすることができます。受験のための値段は高く、IELTSの受験料は1回あたり‎‎25,380円となっています。IELTSの試験時間と問題数
リスニング  約40分(40問)
リーディング 60分(40問)
ライティング 60分(2問)
スピーキング 約14分(パート1, 2, 3)
IELTS各セクション別の概要(アカデミック)

IELTS リーディング

アカデミックリーディングでは2ページ弱(800文字~900文字程度)の長文が3つ出題されます。全部で40問の設問(1パッセージに12~13問)を60分で解いていきます。1パッセージ当たりにかける時間は20分。

設問形式は決まっていて、選択問題、穴埋め、TRUE/FALSE/NOT GIVEN (YES/NO/NOTGIVEN)、タイトル付け等の問題が出題されます。動物のリサーチや環境問題などの学術的なトピックについてのリーディング課題です。

IELTS リスニング

セクション1-4まで、40問の設問に対して40分で解きます。オーディオは1度しか流れず、聞きながら設問を読み、解答していくタイプ。

設問形式は、穴埋め(スペルを問われる)、選択問題、マップ問題等、リーディングと同様、いつも決まっています。セクション1が一番易しく、難易度はセクションが進むにつれて高くなっていきます。

2人の生徒の会話や講義の内容の聞き取りで、ブリティッシュやオーストラリアンアクセントを主流としています。

IELTS ライティング

IELTSライティングはタスク1 とタスク2 に分けられます。合計60分。

タスク1 は図表の解析、マップの説明やプロセスマップの手順の説明等、大きく3つに分けられます。タスク1 は150文字20分で終わらせるように指示がありますが、タスク1&2合わせて60分ですので、時間配分は自由です。

タスク2 はエッセイとなります。250文字40分で書き終わるようにしましょう。しかしエッセイの方が点数の比重が高いと言われているため、タスク2 のエッセイをしっかりと書き終わることが大事。

IELTS スピーキング

IELTSスピーキングセクションは、試験官と1対1の対面形式で行われます。パート1、パート2、パート3 に分かれており、合計で14分程のテストです。

パート1 は友達、家族、趣味や仕事などの日常的な話題についての質問になります。このパートが一番質問数が多いので、あまり長くならないように注意しましょう。

パート2 では、トピックカードといって、トピックが書かれた紙を渡されます。そして、そのトピックについて1~2分のスピーチをすることになります。

渡されたトピックに関して、メモを取る時間が1分間与えられますので、その時間を有効に活用しましょう。箇条書きで何について話すかをリストアップします。

トピックカードには、話す内容のポイント(ガイドライン)が3つから4つ書かれていますが、このガイドラインについて必ずしも話さなければいけないものではありません。ガイドラインだけ話しても2分間続かないことも多々あります。2分間続けるためには具体例を入れ、肉付けしていく必要があります。

パート3 は試験官とのディスカッション形式で行われます。話題はパート2 でのスピーチに関する追加的な質問が聞かれます。試験官からの質問に対して返答しますが、ここではフルアンサーが求められるので理由はなるべく2つ、具体例、自分の意見をいれていくように練習しましょう。

IELTS試験の流れ

IELTSの試験は会場ごとに一斉に行われます。最初に試験の説明等があります。IELTSテストの流れはペーパーベースとコンピューターベースでは違いがあります。コンピューターベースは世界共通で以下の順番で試験が行われます。また、試験の開始時間により(午前、午後、夕方)スピーキングは前後します。つまり、以下のどちらかのスケジュールになります。

①スピーキング ➡ ②リスニング ➡ ③リーディング ➡ ④ライティング

①リスニング ➡ ②リーディング ➡ ③ライティング ➡ ④スピーキング

日本でのペーパーテストは以下の順番ですが、スピーキングの試験を別の日※に予約することもできます。①ライティング ➡ ②リスニング ➡ ③リーディング ➡ ④スピーキング

※スピーキング試験は試験日と時間は個々に設定されていて、リスニング、リーディング、ライティングと同日に行う場合と別日に行う場合【基本的に翌日】があります。ちなみにカナダでは一日のテストで、以下の順番で行われます。

①リスニング ➡ ②リーディング ➡ ③ライティング ➡ ④スピーキング

IELTSの評価スケール

アイエルツの評価スケールは1から9のバンドスコアで計られます。バンド1から9までの間で、0.5刻みで評価されます。

大学進学には、ほとんどの場合、IELTS アカデミックの6.0以上、大学院進学には7.0以上が求められます。ご希望の大学や進学先から要求されるスコアを把握して対策を取りましょう。全体(Overall)のスコアだけでなく、各セクションごとの要件が設定されている場合も多いです。移民の場合は、カナダの場合はIELTS ジェネラルの6.0以上が求められますが、IELTSのスコアが高ければ高いほど移民申請に有利だと言われています。IELTS リスニング

エキスパートユーザー。十分に英語を駆使する能力を有している。適切、正確かつ流暢で、完全な理解力がある。band スコア 8.0- 8.5 非常に優秀なユーザー 時折、不正確さや不適切さ不規則にみられるものの、十分に英語を駆使する能力を有している。慣れない 状況においては、誤解が生ずることもありえる。複雑で込み入った議論に対応することができる。
band スコア 7.0-7.5 優秀なユーザー 時折、不正確さや不適切さ、誤解が生ずる可能性もあるが、英語を駆使する能力を有している。概して複雑な言語も上手く扱い、理解しており、厳密な論理に従って物事を捉えることができる。
band スコア 6.0-6.5。有能なユーザー。不正確さ、不適切さ、および誤解がいくらか見られるものの、概して効果的に英語を駆使する能力がある。特に、慣れ親しんだ状況下では、かなり複雑な言語を使いこなすことができる。
band スコア 5.0-5.5 中程度のユーザー 部分的に英語を駆使する能力があり、ほとんどの状況で全体的な意味をつかむことができる。ただし、多くの間違いもある。自身の精通した分野においては、基本的なコミュニケーションを行うことができる。
band スコア 4.0-4.5 限定的ユーザー 慣れ親しんだ状況においてのみ、基本的能力を発揮することができるが、理解力、表現力の問題が頻繁にみられる。複雑な言語は使用できない。
band スコア 3.5 非常に限定的なユーザー これが実際に使用される最低スコアと考えてよいかと思います。
バンドスコアについての詳細はIELTSスコア解説ページで

目標をはっきりさせる!

IELTS対策に取り掛かるにあたって、まずは、目標のスコアとそのスコアをいつまでに達成させるかをはっきりさせましょう。例えば、

「来年の4月までに大学院に入学するために6.5を取る」など、現実的な目標を具体的に立てることです。目標は達成可能な目標を立てましょう。例えば1ヶ月集中的にIELTSの勉強をしてバンドスコアを3.0上げる、などということはほぼ不可能と言わざるおえません。

具体的に「いつまでに〈期間〉」「いくつ〈バンドスコア〉」を決めることです。一年ぐらいやればIELTSスコアはある程度あがるだろうというあいまいな目標ではいつまでたってもスコアは上がりません。期間と目標スコアをしっかりと決めることが大切です。

現状の実力を把握する!

まずは自分の現状の英語力を把握しましょう。高校卒業後、英語の勉強をしていない人や、しばらく英語から離れていた人がIELTSの試験を受けても、目標スコアを一発で達成する方は少ないです。下記の換算表を使って、今までにTOEIC TOEFL、英検などの試験を受けたことがあれば、IELTS のスコアを予想することができます。しかし、換算表を鵜呑みにしないように注意が必要です。実際にIELTSの試験を受けて」「思ったよりスコアが低かった」ということが、非常によくあるからです。TOEICは日本人の得意な文法やリーディングの試験なので高い点数がとりやすいからです。自分の英語力を正しく知りたい場合は、まず試しにIELTSを受けてみるのもいいでしょう。IELTSプログレスチェックは格安で4セクションの大体のスコアが分かります。自分の実力が分かったら、今度は、目標の点数を取るためにどのぐらいの期間が必要かを把握しましょう。

スコア換算表

IELTS TOEIC 英検 TOEFLibt
5.5 600~740点 英検2級以上~ 46~59
6.0 741~819点 準1級
60~78

6.5 820~870点 1級 79~94
7.0 871~970点 1級以上 95~101
7.5 971~990点 1級以上 102~110
8.0 990点 1級以上 111~120
目標スコアに向けてIELTS学習計画を立てる!

IELTSのテストは安くありません。日本円で25,380円かかります。目標スコアを決め、いつ試験を受けるかを明確にしましょう。

また準備期間の長さは英語力と勉強時間によります。

仕事をしながら試験対策を行う方は、1週間に確保できる勉強時間を把握して、逆算しましょう。0.5のスコアを上げるのに200時間から300時間かかると言われているため、自分の今の英語力と目標スコア、それまでの道のりを計算して期間を決定する必要があります。勉強を習慣化させてコツコツ行うことも大事ですが、モチベーションを失わないようにしっかりとしたゴールと道のりを決めた方が良い方もたくさんいらっしゃいます。自分に合った勉強方法を見つけるのも大事、コツコツ派であれば、それもよし!短期集中派であれば、明確なゴールと試験日を決めましょう。

IELTS対策と効果的な勉強法ーどこから始めるべきか?

IELTS初心者は、アカデミック用語などの語彙を増やすことが大切です。
語彙はIELTSの全てのセクション、つまり、リスニング・リーディング・ライティング・スピーキング全てにおいて求められます。まずはインプットに着目して、リーディングの練習、語彙の強化、文法の復習から始めましょう。

単語は、意味を知っているだけでは不十分です。IELTSは表現の言い換えがたくさん見られるため、同義語も類義語も必ずおさえましょう。同義語や類義語による言い換えは、IELTSのリスニング・リーディングでの内容の把握だけでなく、ライティング・スピーキングというアウトプットの技能でも役立ちます。

「IELTSを受験したいけれど、どんなテストなんだろう…」

と感じている方は、多いのではないでしょうか?

IELTSとは、英語のレベルを測る検定の1つです。主に留学や移住で必要であり、スコアを満たしていないと留学や移住ができません。

とはいえ、日本ではなじみのないテストのため、なかなかイメージしにくいですよね。

そこで今回は、

・IELTSの基本情報
・IELTSを受けるメリット
・IELTSのセクションごとの問題
・高得点に必要な英語力や勉強方法、参考書
・解答のコツ

などを紹介します。「なんだか難しそう」と感じるかもしれませんが、テストの概要をつかむだけなら簡単です。まずはIELTSについて、大まかに理解しましょう!

[目次]

IELTSとは?
学生や社会人がIELTSを受験するメリット
IELTSの問題形式を4つのパート別に解説
IELTSで高得点を取るために必要な英語力【スコア別】
IELTS対策の流れ
IELTSでのパート別対策
IELTS当日の対策!試験で役立つ解答のコツやテクニック
【パート別】IELTSのおすすめ参考書(7.0を目指す人に)
IELTSのスピーキング対策におすすめのサービス・アプリ
IELTS対策におすすめの語学学校
まとめ
【英語をレベルアップしたいなら留学という選択肢も!】

英語学習手段としての留学には、下記のメリットがあります。

  1. 英語が必須の環境なので、モチベーションに頼らず追い込める
  2. 英語を実際に使いながら学べる
  3. 他の留学生と切磋琢磨できる
  4. 英語を使って暮らす、働くイメージが湧く

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IELTSとは、留学や移住に欠かせない世界的な英語のテスト
ペン

IELTS(アイエルツ)とは、英語のレベルを測る英語検定の1つです。

主に、以下の場面で必要です。

・留学や進学
・研修
・移住

次で詳しく解説しますね。

IELTSの種類:アカデミック・モジュールとジェネラル・トレーニング・モジュール
IELTSは、以下の2種類があります。

【アカデミック・モジュール】
高校や大学など教育機関の出願に必要なテストです。

例えば、

・カナダ
・オーストラリア
・ニュージーランド
・アメリカ

のほとんどの教育機関が、入学試験に活用しています。

【ジェネラル・トレーニング・モジュール】
生活や仕事、移住に必要なテストです。カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでの移民申請の条件でもあります。

IELTSの受験:全国15都道府県にて2万5,380円で受験可能
IELTSのテストは、世界140カ国・1,200以上の会場で開催されています。

日本国内の会場は、以下の通りです。

【東京センターの管轄】
・札幌
・仙台
・埼玉
・東京
・横浜
・松本
・金沢

【大阪センターの管轄】
・名古屋
・京都
・大阪
・神戸
・岡山
・広島
・福岡
・熊本

また東京では年末年始を除いて毎週、テストを実施。そのほかのエリアは、1〜2カ月に1回、6カ月に1回など不定期の開催です。

受験対象は16歳以上、費用は1回につき2万5,380円(税込)を支払います。

受験の申し込みには、

・テスト当日に有効なパスポート
・IELTS IDの登録

が必要です。初めてIELTSを受験するときは、以下のURLからIDを取得してください。
日本英語検定協会

IELTSの問題は、リスニングやライティングなど4つの分野ごとに出題
本を読む女性

IELTSの出題ジャンルは、以下4つです。

・リスニング(40問)
・リーディング(40問)
・ライティング(2問)
・スピーキング(3問)

4つのテストの合計所要時間は、約2時間45分です。

IELTSのスコアは、0から9までの数字で表される
IELTSのスコアは点数ではなく、パートごとに0から9までのバンドスコアで評価されます。また、すべてのパートの総合評価「オーバーオール・バンド・スコア」も通知。

スコアの目安として、大学はオーバーオール・バンド・スコアが6.0〜6.5を入学基準としています。また合格の最低ラインは、学校によって異なります。

結果はすべて、筆記テストの13日以内にマイページで確認可能です。

IELTSとTOEICやTOEFLとの違いは、出題ジャンルと必要シーン
英語のテストと聞くと、TOEICやTOEFLを思い浮かべる人も多いですよね。

これらの違いを、以下にまとめました。

【TOEIC】
ビジネス英語が中心。主に国内で活用でき、海外の教育機関では通用しません。

【TOEFL】
TOEFLは特に、アメリカの大学進学に必要なテストです。

一方でIELTSは、以下の特徴があります。

・政治や経済、生物、心理学など幅広い専門的な分野が登場する
・学術的な知識や解答のスキルが必要

そのため海外の大学進学や移住を目指す人は、IELTSがおすすめです。

ここまでの解説で、IELTSのイメージはつかめましたか?続いては、IELTSを受験するメリットをお伝えします。学生や社会人がIELTSを受験するメリット。ビジネスマン

IELTSを受験するメリットは、・学生:留学や進学に有利、・社会人:総合的な英語力を証明できる。の2つです。学生がIELTSを受験するメリットは、留学や進学に有利なこと
学生のメリットは、「海外の大学や大学院への進学に有利に働くこと」です。IELTSは、9,000以上の団体が進学や採用の際にチェックしています。海外への進学や留学を考えている人にとって、IELTSは欠かせません。社会人がIELTSを受験するメリットは、留学でも移住でも英語力を証明できること
社会人のメリットは、「総合的な英語力を証明できること」です。「スピーキング」と「ライティング」が両方あるのは、IELTSのみです。すべての英語力を証明できる上に、進学と移住どちらにも活用が可能。英語能力を証明できれば、海外就職につながります。ここまでIELTSを受験する目的が、なんとなく理解できたかと思います。次からは、IELTSの具体的な問題例を紹介します。

IELTSの問題形式を4つのパート別に解説
参考書

IELTSの問題形式を、

・リスニング
・リーディング
・ライティング
・スピーキング

の4つにわけてお伝えします。

リスニング
40問が4つのセクションに分けられています。時間は40分。最後の10分間は、解答を書き込む時間です。

セクション1:日常会話
2〜3人の会話形式。電話のやり取りが中心で、会話から電話番号や時間、名前や住所などを答える。

セクション2:日常説明
1人のスピーカーが読む、日常生活に関わる説明。

セクション3:学術的な会話
2〜4人が学校や研修で話す内容を聞いて答える。

セクション4:学術的な説明
1人の話し手がニュースや研修、学校の講義などで話している音声。

リーディング
40問が3つのパートに分かれており、60分で解きます。

またテストの種類によって、出題内容が異なります。

アカデミックテスト
書籍や雑誌、新聞などから一般教養について出題。900ワード前後の文章で構成されている。

ジェネラルトレーニング
書籍や雑誌、新聞、広告やチラシ、パンフレットなどから出題。短めの文章と中〜長文が用意されている。

ライティング
ライティングは2つの課題に対して英文を、60分以内に作成します。記述式のみで、選択肢の問題はありません。

またライティングも、アカデミックとジェネラルで問題が異なります。

アカデミックテスト
1:棒グラフや円グラフ、折れ線グラフなどを見ながら特徴を説明する。
2:テーマについて、自分の意見や主張を論理的に書くエッセイ形式。

ジェネラルトレーニングテスト
1:お礼や依頼、苦情など手紙の作成。会社や学校宛てが多く、フォーマルな文体が求められる。
2:テーマに対する自分の考えと理由を記述するエッセイ形式。

どちらも1は150字以上、2は250字以上と文字数の指定があります。

スピーキング
ここまでの3つは同日に実施しますが、スピーキングのみ別日です。

面接官とのインタビュー形式であり、以下3つのパートから構成されています。

パート1:名前や出身地、趣味など自己紹介を質問形式で答える。
パート2:指定のテーマについてスピーチする。1分ほど考えて、2分以内に話す。
パート3:パート2のテーマをもとに、面接官と議論をしながら自分の意見を述べる。4〜5分。

面接官は、会話をすべて録音します。というのも面接官は1人のため、テストを公平に判断できるとは限りません。客観的に判断するために、別の面接官もテスト内容を聞くのです。

テストは平均15分以内に終了します。

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IELTSで高得点を取るために必要な英語力【スコア別】
英語の文字

ここからはIELTSのスコアごとに、必要な英語力を詳しく解説していきます。

スコアごとの英語力は、以下の通りです。

【0〜3.0】
基本的な単語や、簡単な定型文を使うことは可能。ただし複雑な会話や文章理解、確実なコミュニケーションは難しい。
【4.0】
慣れたシーンのみ英語で会話できる。しかし理解力や表現力はまだまだ足りず、複雑な単語や言い回しは使用できない。
【5.0】
ほとんどの状況で意味を理解できるが、まだまだ間違った表現をすることがある。
【6.0】
少しの言い間違いもあるが、正しく英語を使用でき、意味も理解できる。また専門分野や慣れた状況では、複雑な単語も使用可能。
【7.0】
基本的な英語の活用ができ、複雑な単語や言い回しの使用と理解ができる。状況によってはまだまだ能力が足りないこともあるが、論理的なコミュニケーションも可能。
【8.0】
慣れない状況では間違えることもあるが、十分に英語の活用や理解ができる。また少々難しい議論にも対応できる。
【9.0】
十分に英語を活用できるだけでなく、流暢で正確な使用と理解ができる。

また各パートの総合点の平均は、5.5前後です。まずはこのスコアを目指しましょう。

続いては、IELTS6.0〜8.0に必要な英語力を説明します。

【IELTS 6.0】に必要な英語力
IELTS6.0とは、他のテストでは以下のレベルに当てはまります。

・TOEIC800〜950点
・英検1級
・TOEFL35〜59

基本的な英会話能力と、少しのビジネス英語や専門用語を使いこなすことは欠かせません。英語の基礎力、文法やボキャブラリーをしっかりと復習しましょう。

【IELTS 7.0】に必要な英語力
IELTS7.0とは、

・TOEIC990点(満点)
・TOEFL94〜109

のレベルです。

またケンブリッジ大学、オックスフォード大学など、有名大学の合格ラインです。

しかしTOEICで満点を取っていても、IELTSでは7.0を取れないことも。日常会話がスムーズにできるだけでなく、学術的な語彙力などを身につけましょう。

【IELTS 8.0】に必要な英語力

IELTS8.0とは、TOEFL110以上のレベルです。正しい文法や受け答えはもちろん、議論ができる能力が必要です。

例えば、

・主張を論理的に述べる
・相手を納得させる解答ができる

などです。

基本的な英会話をマスターし、ディスカッションなどで訓練しましょう。必要な英語力はわかったものの、初心者にはスコアアップの道のりは長く感じますよね。

次は英語初心者が、7.0のスコアを目指すためのステップを解説します。

IELTS対策の流れ:初心者が7.0のスコアを取るまでの10のステップ
勉強

IELTS7.0を目指すためには、少しずつステップアップしていくことが欠かせません。

1つずつ解説しますね。

ステップ(1)まずは公式問題集を解いて自分のレベルを把握する
自分の実力を知らなければ、目標や計画を立てることはできません。公式問題集を解くことで、だいたいのレベルが把握できます。

ステップ(2)まずは受験時期と目標スコアを決める
具体的な目標と締め切りを作ることで、効率的に学習できます。

0.5のスコアをあげるために、必要な勉強時間は200〜300時間。5.5から7.0を目指すなら、最低でも600時間は必要です。

まずは6〜12カ月の、長い計画を立てましょう。すると、以下の勉強時間が必要です。

・月に50時間
・週に10〜15時間
・平日は1日1時間
・週末は3〜4時間

この時間配分をもとに、毎日の勉強計画を立てましょう。

ステップ(3)IELTSの単語対策を実施
まず単語帳で、IELTSによく出る単語をおさえましょう。

IELTSは学術的な文章や単語が多いため、TOEICなどのビジネス英語、大学受験の英語とは異なります。単語はテストの直前まで、インプットが可能です。最後まで毎日継続しましょう。

おすすめの単語帳は、「おすすめの参考書」のトピックで紹介していますので、チェックしてみてください。

ステップ(4)高校英語までの文法を総復習する
文法を理解していなければ、リーディングの理解やライティングの文章作成ができません。そのため、中学・高校の英文法をしっかりと復習しましょう。

例えば、

中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。

高校 英文法を ひとつひとつわかりやすく。

などがおすすめです。

これらの教材は、1カ月もあれば終了できます。

ステップ(5)日本語教材でリーディングやリスニングの対策をスタート
単語や文法を復習したら、パートごとに対策を始めます。

初心者はまず、日本語教材で慣れる必要があります。また英語教材は難易度が高いため、初心者は日本語教材の方が理解しやすいです。

1冊を購入し、何度も問題を解きましょう。

ステップ(6)オンライン英会話などでスピーキングやライティングの対策
スピーキングとライティングは日本人の苦手なジャンル。オンライン英会話などで第3者にチェックしてもらうことで、自分のミスに客観的に気づくことが可能です。

オンライン英会話は毎日でも受講できるため、短時間でも継続しましょう。

ステップ(7)スキマ時間に速読の練習やアプリで勉強する
教材を使って勉強はしているものの、まだまだ足りないこともあります。そのときはすきま時間を使って、少しずつ復習しましょう。

電車の中でアプリを使って文法を復習したり、待ち時間に英語の長文を黙読したりすることで、少しずつレベルアップが可能です。

ステップ(8)英語教材で勉強をスタートする
IELTSは、英語教材の方が充実しています。慣れてきたら、英語教材を使って問題を解いてみましょう。

中身もすべて英語ですが、読解力アップの訓練にもなります。Amazonなどで、おすすめの参考書を購入しましょう。

ステップ(9)タイムマネジメントをしながら問題を解く
IELTSの問題に慣れてきたら、時間を測りながら問題を解きましょう。

当日は時間内に答えなければ、スコアが取得できません。ストップウォッチなどで時間を測りながら、なるべく早く解答する練習をしましょう。

ステップ(10)問題を解きまくる
最後は当日まで、IELTSの問題をひたすら解きましょう。

IELTS対策のカギは、

・問題形式に慣れる
・時間内にすべて解答する

などです。

また前日は遅くまで勉強せずに、リラックスして早めの就寝を心がけてください。ここまで、スコアアップの道のりをお伝えしました。

続いては、7.0のスコアを目指すための勉強方法を詳しく解説します。

IELTSでのパート別対策:7.0を取るための勉強方法とは?
勉強

IELTS7.0はTOEIC990点レベルであり、簡単に達成できるスコアではありません。

しかし効率よく勉強することで、目指すことは可能です。

・単語
・リスニング
・リーディング
・ライティング
・スピーキング

のパート別に勉強方法を紹介します。

単語や語彙:同じ単語帳を何周も使う
単語対策は、「IELTS専用の単語帳を使うこと」です。

例えば有名なDUO3.0やキクタンシリーズなどは、単語帳としてはクオリティが高いです。しかし大学受験用の単語帳のため、IELTSの学術的な単語がカバーできません。

専用の単語帳を手に入れたら、とにかく暗記しましょう。一周しても何回も繰り返すことが、レベルアップの近道です。

リスニング:学術的な内容に慣れる
リスニング対策は、「学術的な内容に慣れること」が必要です。

興味のあるドラマや映画はリスニングがしやすいものの、学術的な内容の訓練にはなりません。TEDなどの動画を見て、専門分野の英語に慣れましょう。

リーディング:速読力と読解力を身につける
リーディングは、2つのスキルが必要です。

速読力
IELTSの英文は長いため、速読で早く読む力を身につけることが欠かせません。それだけでも、考える時間を多く確保できます。

読解力
毎回ストップウォッチで時間を測って、問題を解きましょう。また問題を解くだけではなく、黙読を繰り返して意味を早く理解する訓練もしましょう。

ライティング:ボキャブラリーを増やしてエッセイに慣れる
ライティングは、2つの勉強方法があります。

ボキャブラリーを増やす
単語を知らないと、文章をつなぐことができません。単語はすべての基本になるため、直前まで学習しましょう。

エッセイに慣れて客観的な文章を心がける
エッセイでは、客観的に状況を説明する構成が必要です。

パート1はグラフや図を説明する課題のため、「I」など主語を使った意見は必要ありません。

またパート2では、構成をしっかりと考えて主張を伝えることが必要です。

以下の構成で、結論から述べる文章を心がけましょう。

  1. 導入
  2. 主張(結論)
  3. 説明
  4. 結論

この流れに沿って作るだけでも、分かりやすくなるはずです。

スピーキング
スピーキングは、「論理的に話すこと」がスコアアップのコツです。

先ほど説明した、以下の流れをもとに話しましょう。

  1. 導入
  2. 主張(結論)
  3. 説明
  4. 結論

そしてオンライン英会話でもジャンルやテーマを決めて議論し、最後の5分ほどでフィードバックをもらいましょう。文法や単語の言い間違いのチェック、論理的な主張の仕方などを教えてもらうことで、レベルアップできます。

ここまで勉強方法のコツをお伝えしました。

そしてテスト中も、コツやテクニックを知っていることでスコアアップが可能です。

次でコツをお伝えしますね。

IELTS当日の対策!試験で役立つ解答のコツやテクニック
テスト中の様子

対策は当日も続きます。

パート別に当日に役立つ解答のコツやテクニックを、パート別に紹介します。

リスニング:設問を先読みして、ポイントをしぼってリスニングする
リスニングでは、以下2つのコツがあります。

先に設問に目を通す
IELTSの設問は、問題用紙に書かれています。そのため先に質問を理解しておくことで、ポイントをしぼった聞き取りが可能です。

すべて聞き取ろうとしない
内容をすべて聞こうとすると、集中力も切れやすくなります。必要な部分のみに集中しましょう。

リーディング:スキミングで文章全体を素早く理解する
リーディングでは、2つのコツがあります。

スキミング
スキミングとは、文章全体の概要やテーマ、筋道を理解すること。タイトルやサブタイトルから内容を大まかに理解しておくことで、設問の答えも見つかりやすいです。

スキャニング
スキャニングとは、文章中の特定の情報を見つけ出して理解すること。設問を先に読んでおくと、関係ある単語も目につきやすいです。

ライティング
ライティングは、3つのコツがあります。

パート1を15〜20分以内に解き終わる
パート1は、時間をかけずに作成できます。パート2に多くの時間を当てる方が、焦らずにエッセイを作成できるはずです。

読みやすい文字を心がける
エッセイでは、スペルミスや読みにくさで減点になることもあります。「rとv」、「iとl」など、まぎらわしいアルファベットに注意しましょう。

最後の5分で単語数をチェック
単語数オーバーで減点になることもあります。早めに解き終わって、文字数をチェックしましょう。

スピーキング
スピーキングには、「結論から話す」ことが必要です。

先ほどのライティングと同じで、論理的に話さなければ伝わりません。このときに5W1Hを意識することで、伝わりやすくなります。

・When(いつ)
・Where(どこ)
・What(何を)
・Who(誰と)
・Why(なぜ)
・How(どうやって)

この6つを意識しながら練習することで、しっかりと伝わるはずです。

当日の注意点:温度調節のできる服装と水を忘れずに
実力を発揮するためには、いつも通りの体調でリラックスして受験することが欠かせません。

・温度調節のできるパーカーやカーディガンなど
・締め付けのないリラックスできる服装
・水(無色透明のもののみ)

を用意して、万全の体制でテストに望みましょう。ここまで勉強のコツなどをお伝えしてきました。

続いては、おすすめの参考書を紹介します。

【パート別】IELTSのおすすめ参考書(7.0を目指す人に)

続いては、おすすめの参考書を

・単語
・練習問題
・リーディング
・リスニング
・ライティング

の分野別に紹介します。

単語帳:実践IELTS英単語3500(音声ダウンロード付き)
多くのIELTS受験者が使用している単語帳です。

・基本語1,000(5.0のスコアを目指す人向け)
・重要語2,500(7.5以上のハイスコアを目指す人向け)

など、読者のレベルに合わせて単語が紹介されています。

【音声ダウンロード付】実践IELTS英単語3500

練習問題や模試:新セルフスタディ IELTS 完全攻略
IELTSの模試を受けるなら、こちらがおすすめです。

・IELTSの概要
・各パートの練習問題
・模擬テスト

が入っているため、総合的なIELTS対策に活用できます。

もしくは、まずこの参考書を解いて、自分の弱点をつかみましょう。そのあとにパート別の勉強をすることで、効率よく学習できます。

新セルフスタディ IELTS 完全攻略

リーディング:IELTS公式問題集「Cambridge IELTS 13 Academic Student’s Book with Answers with Audio」
リーディングは、とにかく公式問題集をやり込んで慣れることが、スコアアップの近道です。

こちらの公式問題集は、2018年6月に発売の最新版。この本を終わらせて、そこから古いものを順番に使っていくことでリーディング対策が可能です。

Cambridge IELTS 13 Academic Student’s Book with Answers: Authentic Examination Papers (IELTS Practice Tests)

リスニング:Listening for Ielts(Collins English for Exams)
こちらは、海外でよく使われている参考書です。

英語の参考書を使うことで、試験に慣れることも可能に。初心者にはハードに感じるかもしれませんが、少しずつ英語で読む・理解することに慣れましょう。

Listening for Ielts (Collins English for Exams)

ライティング:IELTS Graduation Student’s Book
日本ではエッセイの課題や授業がなかなかないため、はじめは何を書けば良いのか迷いますよね。

この参考書は、

・構成の作り方
・根拠をの述べ方
・アカデミックなエッセイの作り方

などたくさんの情報が掲載されています。

参考書をやり込んで、エッセイを書くことに慣れましょう。

IELTS Graduation Student’s Book

そしてスピーキング対策は、参考書よりもオンライン英会話やアプリがおすすめです。

次のトピックで紹介しますね。

IELTSのスピーキング対策におすすめのサービス・アプリ
パソコン

ここからはスピーキング対策におすすめの

・オンライン英会話
・アプリ

を紹介します。

サービス:オンライン英会話でスピーキングの面接対策
スピーキングは、オンライン英会話で話すことに慣れましょう。

特に以下の3つは人気のサービスです。
(※料金はすべて税込です。)

・DMM英会話:月額5,980円〜。世界各国の講師がそろう。
・レアジョブ:月額6,264〜。フィリピン講師から学べる。
・EF English:月額8,532円〜。グループレッスンもあり。

DMM英会話
レアジョブ
EF English

またオンライン英会話が高いと感じるならば、以下もおすすめです。

・フラミンゴ:1回1,000円〜。アプリ内で講師を見つけて、カフェなどで対面レッスンを受講できる。

フラミンゴ

フラミンゴは一般の方が講師ですが、対面で受講できます。

アプリ:単語や文法などスキマ時間で学習できるものを使う
英語は、電車やバスの乗車中、待ち時間などスキマ時間をうまく活用することで上達します。

以下の2つで、単語と文法を復習しましょう。

・IELTS Word Power:IELTSに頻出する英単語を学べる。
iOS版はこちら
Android版はこちら

・IELTS Skills – Free:リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングが学べる。
iOS版はこちら
Android版はこちら

どちらも無料で利用できます。

ここまでIELTS対策になる参考書やサービス、アプリを紹介しました。しかし英語学習は、どうしても「独学では難しいかも…」と壁にぶつかることがあります。

IELTSスコアを上げるために留学という選択肢も
パスポート

ここまでIELTSの勉強法についてご紹介してきました。

語学学校のIELTSコースであれば、IELTSの勉強だけに集中が可能に。効率よくスコアアップが可能です。


おすすめ学校(2)HELP ロンロン校 / フィリピン

ゼロから短期間で英語力を伸ばすなら生徒様向けには、ロンロンキャンパスとなります。校舎と寮は英語留学に最適な環境にするため、様々なアイデアを豊富に盛り込んで設計されています。また、山の中…詳しく見る
まとめ
今回はIELTSのテストの概要と対策をお伝えしました。

IELTSとは、英語のレベルを測る英語検定の1つです。テストは2種類あり、目的によって受験するものが異なります。

・アカデミック・モジュール(高校や大学など教育機関の出願に必要)
・ジェネラル・トレーニング・モジュール(生活や仕事、移住に必要)

またIELTSの問題は、

・リスニング
・リーディング
・ライティング
・スピーキング

の4つのパートから構成されており、0〜9.0の数字のスコアで評価されます。

IELTSは、7.0がTOEIC990点の満点レベルに当てはまるため、専門用語や学術的な単語、論理的な話し方が欠かせません。

IELTSの対策として、以下のことをお伝えしました。

・初心者が7.0を取るまでの10のステップ
・勉強方法
・当日のコツやテクニック
・おすすめの参考書とサービス

もしもなかなかスコアアップしないときは、留学もおすすめです。語学学校であれば、IELTS専門のコースで集中しながら対策が可能です。

まずは一度、公式問題集でテスト内容をチェックしてみてくださいね。

基礎英語力がついたら、おすすめのIELTS対策本を使用してIELTSの傾向、設問タイプに慣れましょう。

そしてモチベーション維持のためには、「IELTS対策の勉強はいつもこの時間に2時間やる!」と決めて、英語の学習を習慣化することが大事。習慣化することでモチベーションにかかわらず、着実にステップアップすることが可能です。

初心者でもIELTSのスコアを1.0上げる勉強法は?

IELTSの総合スコアを1.0上げるには約3カ月かかると言われています。IELTSアカデミックでの日本人の平均スコアは5.5と言われています。5.0から6.0に上げることはさほど難しいことではなく、IELTSに特化した試験対策と英語基礎能力を高める勉強法、つまり語彙の強化、文法のおさらい、リスニング強化対策(シャドーイングとディクテーション、リテンションの練習)を組み合わせていくことで短期でも目標スコアに達することは可能です。

6.0→7.0にすることが最も難しいと考えられます。このスコアアップは、英語中級から上級者の仲間入りを果たすことになるからでしょう。

まずは、初級者でもしっかりとした対策を取り、IELTSの試験に臨みましょう。IELTSで、一発で合格点を取れる人は少ないことを念頭に入れてください。試験の環境になれていない、緊張してしまう、など、本来の実力を発揮できないことを避けるため、余裕をもって望むことが必要です。

初級者でもステップバイステップで分かる!セクション別の勉強法については下記のIELTS対策ブログを参照してください。

https://profu.link/u/jamesenglishschool

@jamesenglishschool1975 | Linktree
https://lit.link/JamesEnglishSchool
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IELTSには移民を目指す人用のジェネラルトレーニングと海外大学進学を目指すアカデミックがあります。今回解説するのは主にジェネラルトレーニングを受ける人たち向きになります。中には力がついたらIELTSを受験しようと思っている人もいるかもしれません。受験料がかなり高いので、気持ちはわかります。でも、人間っていつか受けるという気持ちで勉強しても、なかなか集中して取り組めないですよね。日程を決めて、その日に向かって対策した方が勉強に集中できると思います。特に移民で使われるジェネラルトレーニングですし、スコアは2年有効ですから、急な法律の変更で移民が有利になったときに備えて、今から取得しておくのは悪くないと思いますよ。ただ、おすすめのサイトや本はアカデミックを受ける人たちにも役に立つと思うのでぜひご覧ください。カナダ移民に必要な最低レベルがバンド6.0なので、特にバンド6.0取得をゴールとしている人たちに向けて書いています。コロナ禍でオーストラリアの国境は閉じていますが、だからこそ「今のうちにIELTSの勉強をしておきたい!」という方も多いようです。でも、IELTSの勉強はどうしたらいい?何から始めたらいいですか?お勧めのテキストありますか?等々、「勉強する!」という気持ちはあるものの、どうすればわからない相談も多くいただきます。色々な勉強法、攻略法、参考書があり、最終的には「自分に合うな」と思うものを選択すればよいと思います。リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの解説の丁寧さ、細かさはもちろん、何よりも「スコアをアップして欲しい!」

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